オレオレフェラーリ日記
 間違いメールB
待てど暮らせど、返事は来なかった・・・
まぁ、相手は百戦錬磨のキャバ嬢だし、食いつくはずないよなぁ。
メールなんか、初めから来なかった事にしよう。
自分なりにリセットした・・・つもりだったが、翌朝起きて直ぐにメールをチェックしてしまうオレ。
だが、期待むなしくメールは入ってなかった。
オレの予想は悪い方に当たってしまったか。
もうこれで、彼女とはメールすることはないだろう。
一応メアドだけ保存してあったが、それも消しとこう。
こんなもんだよな。キャバ嬢だから、知らない男とメールしても営業にならないもんな。
そんな事で、彼女の存在も忘れようとした夕方の出来事だった。
携帯にメールの受信を知らせる音楽がなる。
すかさず、メールチェックをしてみると!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !彼女からのメールが。
メールを見てみると「ごめんね。間違ってメールしてたんだね。てっきり店のお客さんと思ってたから」っと来た。
すかさず「誤らなくてもいいよ。もうメール来ないかと思ってたから。でも、メールが来て嬉しいよ」っと返信した。
「本当にごめんなさい。ところで、何をしてる人なんですか?年齢は?」っと聞いてきたではないか!!
これは、オレに多少なりとも興味をしめしてくれている。
こんな展開になるとはラッキーだ。
オレの場合、年齢はいつもサバをよむようにしている。
だって、35(今は37)歳って素直にいったら、多分ジジィじゃん!!って事になる。
そこでオレは「33歳 自営だよ」っと送った。
何故?35歳と33歳じゃあまり変わらないだろう?って思うかもしれないが、ここが重要なのだ。
35歳は四捨五入すると40歳にはいる。でも、33歳だと30歳。
この10歳って、かなり大きいのである。 皆さんもお試しあれ
つづく
 間違いメールA
添付ファイルを受信して、画像を見る。
う〜ん、すげ〜可愛いって感じじゃないけど、もしかすると写真写り 悪いか?
メールの相手はキャバ嬢だし。
添付ファイルの他に、本文も入っていたので一応目を通す。
「ちょっとぽっちゃりして写ってるけど、今はこれより痩せてるよ」 っと書いてあった。
確かに、写メールはちょっとぽっちゃりしていた。
今は少し痩せてるのか。じゃ、この写メール以上に期待大だな。
逢ってみたい。凄く逢ってみたいぞ。
でも、同伴なんて嫌だしな・・・
どうするか?ここで本当の事言うか?「間違ってメールしてますよ」 って。
でも、それだとメールが来なくなるかもしれない。
さて、どうしたものか。
ところで、この娘どこに住んでるだ?
北海道に住んでいるとしたら・・・
逢いたいが、この娘が東京とも限らない。
オレは以前、やはり間違いメールが来て、わざわざ宇都宮まで会いに 行った事がある。
写メールがまだ、ここまで普及してないころで、自称「菅野美穂似」 に逢いに行った事がある。
っが、どこをどう見ても「菅野美穂」に似ているか思えなかった。
耳が菅野美穂に似ているのかもしれないが・・・顔は( ̄△ ̄;)ど  ど どこが菅野美穂なんだ。
どちらかと言うと「山田花子」に似ている。
オレは逢って直ぐに「ごめん。オレここに来るうちに、なんか具合悪 くなって・・・。オレ帰るね」っと言って、東京に戻ってきた事があ る。
もし、東京じゃなかったらわざわざ逢いに行くの面倒だし。
ここは何処に住んでいるのか探りメールを入れるか。
「何処に住んでるの?」っと、メールをしてみる。
意外にも、そう遠くなく「店の近くの武○浦和だよ」との答えてきた 。
って事は、店もやはり埼玉だな。
遠くはないが、こちらからあえて逢いに行きたいとは思わない、非常 に微妙な距離である。
どうするか?こっちに来てくれるなら、逢ってみたいとも思うのだが・・ ・
ここはダメ元で、本当の事言って、こっちまで出てきてくれたら逢う か?!
まぁ、そうは言っても、そう簡単に逢えるとも思えないが、埼玉まで は行きたくないし。
もう、メール来ないのを覚悟して「(≧≦) ゴメン。たぶん(本当) 光ちゃんの事知らないよ。間違ってメールしてきてるよ」っと送った 。
オレの予想は「もうメールが来ないか」「ごめんなさい。メール間違 えて」って送ってきてくれるか、どちらかだと思う。
もし「ごめんなさい。メール間違えて」って送ってきたら逢えるチャ ンスあるのだが・・・
つづく
 間違いメール
「今日は来てくれてありがとう」っと、オレには見覚えのないメールが届いた。
「今日は来てくれて」?オレ、今日は仕事以外どこにも行ってない。
納品先のおばちゃんか( ̄◇ ̄;)エッ?
だが、そんな事はない。仕事先のおばちゃんになんてメアド教えてないし。
ふむ、これは間違えメールだなぁ。
って言うか、結構間違いメールって来ませんか?
オレは過去に間違いメールで付き合った事があります。
まぁ、今みたいに愛する人がいなかったからですけど。
このメールが来た時も、愛する彼女が居なかったので、適当にメール返す事にした。
「今日は来てくれてって、誰?」ってメールをする。
それから暫くメールが来なかったので、相手も間違いメールに気付いたか。っと諦めかけた、夕方の5時
「こんにちは。○Hの光です。昨日はいろいろお話できて楽しかったです」っと、メールが来たではないか!!
○Hと言えば、渋谷の109を思い浮かぶ。
そっか、以前109に前でナンパした娘からか?!
でも、このメールには「今日来てくれて」って書いてある。
完璧、誰かと勘違いしている。
「あ〜、○Hの光ちゃんか」っと、適当にメールを返す。
「あっ、覚えててくれたんですね。光うれし〜」・・・こいつはア○か?
大体、今日仮に会ってて「覚えててくれて」って、オレは痴呆症か?
仮に今日会ったとしたら、普通忘れないだろう?
まぁ、暇だしメール返しとくか。
「当たり前ジャン。光ちゃん忘れるはずないだろう」っと適当にメールする。
「あっ、そうですよね。今日会ったばかりだし。それよりも、今度同伴してください」
こいつはキャバ嬢だと分かった。
○Hなんてキャバクラがあるのか!?でも、腐ってもキャバ嬢だし、どんな顔してるか見てみたいな。
「同伴ね〜、光ちゃんの写メールくれたら考えるよ」っと、顔見れたらラッキーなんて考えてメールを送る。
それから数分後にメールが来た。
添付ファイル付きのメールだった。
どれどれ、どんな顔してるんだ。少しドキドキしながら添付ファイルを見る。
 玄関前にA
玄関前で見たものは!!
な な なんと!!
・・・「呪いのわら人形」
普通、こういうのって、木にくくりつけて、丑の刻に呪いを唱えながらやるもんじゃないんですか?
何故自宅にこんな物が・・・
それも、わざわざオレの名前まで書いているのではないか!!
こ こ こんなのが家の玄関にあったら・・・
それはあんた( ̄◇ ̄;)びっくりするじゃないですか。
親が「あんた生きてたんだね」っと、言うはずだ。
オレはこの時ピーンときた。
こんな事をするやつは・・・あいつか?いや、あいつかも。
Σ(゜◇゜;) ゲッ全然ピーンときてないじゃんか。
でも、こんな事をするのは女しかない。
たぶん・・・確かに、この時はモテ期に入っており、女なんてって感じで、酷い別れかたもした。
そのつけがまわってきたのか・・・
お陰で、うちのおふくろは血圧が上がって大変であった。
なので、是非このような事は(/´△`\)ヤメテー!!
今日あなたの玄関前にも、置かれてるかもしれません?!

ちなみに、今のオレは一人の女性を愛す事しかできない。
なので、もうこのような事はないと思う。

PS 実はこの「玄関の前に」を「ナンパ」の前に書いてたんですよ。
でも、書き終わった時に、何故か重い空気が流れたのでUPするのをやめました。
ichiroクン 白髪染めなんてあるはずないだろう
ヒロシです ク〜おしい〜って、あんた答え知ってたじゃん
あんたらダメダメ
本当は商品を考えてたんですが、次回に持ち越しってことで
 玄関前に
「カズヒコ カズヒコ」っと大きな声で目を覚ます。
声の主はおふくろである。
たいていこういう時は、オレは決まって怒られる。
オレ何をしたんだ?また何かしでかしたか・・・
まだ半分眠っている頭で考える。
っが、心当たりがまるでない。
「カズヒコ カズヒコ」っとまだオレを呼んでいる。
できる事なら、このまま知らん顔していたい。
どうせ怒られるに決まっている。
ふて寝を決めこむか?でも、どうせ後で怒られるなら、今怒られても も同じか・・・
オレは「ハーイ」っと返事をすると
「よかった。あんた生きていたんだね?」っと言うじゃないか!!
生きてちゃいけないのか?なんだそりゃ?
ベットから起き、部屋を出て下のおふくろの所に行く。
おふくろに「何だ、生きてるって?」って問いかけると「あんた人に 恨まれるような事してないだろうね?」と、訳の分からない事を問い かけてきた。
は〜?なんじゃ、そりゃ?
不思議そうな顔をしていると、おふくろが「あんた、何をしたんだい ?」っと、聞いてきた。
オレの方が知りたいよ。いったい何があったんだ?
「何?恨まれるような事なんてしてないし・・・」っと答えると「本 当だろうね?」と、ちょっと顔を引きつらせて言う。
「だから、なんなんだよ?」
「ちょっと玄関まできなさい」と言うおふくろ。
玄関に何があるんだ?
まったく、言えばいいじゃんって気持ちで玄関に向かう。
オレは目を疑った。 そこにあった物は!!( ̄△ ̄;)
つづく

さて、玄関にあった物は?何でしょうか。
分かった方はオレオレ掲示板に書き込みください。
別に当たったからって賞品はでませんが・・・
 ナンパ最終章
痛みが落ち着くどころか、ますます痛さが増してきた。
痛いと言うより、指が燃えるような熱さ!!
痛くて痛くて・・・じっとしてられないほどだ。
だが、今は休日の夜、病院は休み。
いかし、もう我慢の限界まできている。
オレは夜間救急で受けてくれる病院を探した。
受け入れてもらえる病院に電話をしたが、生憎外科の医師がいないと 断られる事数件。
ようやく、受け入れてくれる病院が見付かった。
そこは、車で約10分のところにある。
オレには、もう運転できる状態じゃないので、親に頼んで連れて行っ てもらう事に。
病院に着き、電話をしていたおかげで、直ぐに診察室にとうされた。
看護婦さんが「今、先生を呼びますね」っと言い、診察室のインター ホンで当直の医師を呼ぶ。
ピーピーっと呼ぶも、中々医師は起きない。
何度かの呼び出しの後、ようやく医師がインターホン越しに「なんだ ?」っと、無愛想な返事。
「今患者さんが見えていますが」っと、看護婦さんが言う。
だが、この医師は「ん・・・居ないと言え」へ?今インターホーンに 出てるじゃん!!
┌|゜□゜;|┐ガーン!!「居ないと言え」って・・・
看護婦さんが「いや、もう患者さん診察室にいるんですが、それでも 断れと言うんですか?」
「はぁっ?わかった」ブツっとインターホーンが切れた。
この医師は診察室じゃなく、受付に患者がいると思い断ったのだ。
・・・なんか、こんな医師に診察されるのも嫌なものだ。
待つこと数分、あきらかに不機嫌そうに医師が現れた。
「どうした?」っと、ぶっきらぼうに聞いてきた。
「車のドアに指挟まれて・・・」っと答える。
「ふ〜ん。まっ、骨折はしてないだろう。キズ口から菌が入ってると 思う」と、指を見ながら答えた。
「今日は痛み止めの注射と、薬だしとくから」と言い、なにやら看護 婦さんに指示をだし、またこの医師は当直室に戻っていってしまった ・・・
その指示にしたがい、看護婦さんが注射をした。
確かに医師の言う通り痛みも消えた、多分菌がキズ口からはいったの かもしれない。
助けられた事には感謝はする。っが、あきらかにこの医師は医者とし ては失格ではないか?
「人を助ける」って気持ちがないのである。
確かに、夜中に起こされたら、誰でも不機嫌になるかもしれない。
っが、その職業を選んだのもお前自身だ。
お前なんか医者として失格じゃー

看護婦さんが「一応、明日休みだけどレントゲン技師がくるから、午 前中にもう一度病院にきてください。念の為、レントゲン撮っておき ましょう」
なんて優しい看護婦さんなんだ(T_T)
その言葉に従い、次の日に病院に行く。
指をレントゲンで撮ってみると・・・折れていた。
オレはフェラーリのドアに挟まれ、骨折をした男。
そして、冷静に考えると、a○のキャンギャルの電話番号も最後まで 聞かずじまい・・・
彼女が最後に残した言葉「それじゃ、また」って・・・またがねーじ ゃんかー( p_q)
それでもフェラーリと幸せに暮らすオレであった。


長々とお付き合いください、有難うございました。
ナンパ編は今日で終わりです。
 ナンパJ
1分、1秒でも早く帰りたい。
勿論、彼女と居たくないわけではない。
あまりの指の痛さにでだ。
会話もままならないまま、食事を終える。
いつものオレなら、ここで帰す気はないのだが・・・
今日のオレは、オレ自身が帰りたいのだ。
オレは彼女に「ごめん。指が痛くて帰りたいんだけど・・・」って、 素直に話した。
勿論、優しい彼女は「はい。そうした方がいいですよ。私このまま電 車で帰れますし」
本当はそう願いたい。だが、それはあまりにも失礼なので「いや、キ ミの家の近くまで送るよ」
「えっ、それは悪いですよ。じゃ、渋谷まででいいです」
会計をすませ店を後にすると、彼女は「すみません。私の分いくらで すか?」っと聞いてきた。
これって、払う気なくても嬉しいものである。
「いや、いいよ。今日はオレに付き合わせたのだから」
「えっ、でも私も楽しかったですし」
「いいから」
「すみません。ご馳走様でした。次回は私がご馳走しますから」
たまに「ご馳走してもらって当然」ってヤツがいるが、そういうヤツ は嫌いである。

無事に渋谷まで送り届けると、彼女は「有難うございました。指痛い ようでしたら、早めに病院に行かれた方がいいですよ。本当に楽しか ったです。それじゃ、また」っと言い、車から降りて行った。
オレは彼女が降りるのを確認すると、見送りもせず車を走らせていた 。
今は自分で精一杯で、彼女を見送る気力もなくなっていた。
渋谷からどう家に帰ったか分からないほど、今のオレは痛さと戦って いた。

家に着き、消毒液をしてから薬をぬった。
これで少しは落ち着くであろうと考えていた。
っが!!
つづく
 ナンパI
先にドリンクが届く。
彼女はカクテル、オレは運転もあるからソフトドリンク。
本当は「キミの瞳に乾杯」とでもいいたかったが、こんなセリフを言ったら、多分ドン引きすると思うので「二人の出会いに乾杯」っと、グラスを合わせる。
グラス越しに見える彼女の笑顔、指の痛みもわす わす 忘れない・・・
先ほどからオレの予想を反して、痛みが増してきた。
それに伴ない、脂汗までかいているではないか。
せっかくのロマンチックな夜なのに。
全神経を彼女に注ぎたいのだが、全神経が指の方にいってるみたいだ・・・
彼女の方は本当に笑顔を絶やさない。
多分、満足してくれてるのだと思う。
だが、オレは指が痛くてしょうがない。
だんだん会話にもついていけないほどになっていた。
そんな時「暑いですか?なんか汗が出てますけど」っと、彼女がオレの異変に気付き始めた。
「うん。少し暑いかな。オレ暑がりなんだ」と答えたが、明らかに不自然だ。
店は快適な適温に保たれていた。
それなのに、オレは先ほどから汗が止まらないのだ。
暑くもないのに汗が止まらない・・・
オレは今、帰りの事を考えている。
本当なら彼女と楽しい夜の事を考えていたいのだが。
無事に帰れるだろうか?湘南はけして近い距離とは言えない。
運転はできるのであろうか?俺のはF1マッチクではないので、両手をフルに使って運転しなくてはならない。
痛みに耐えながら運転できるのか?
早く帰りたい。1分、1秒でも早く帰りたい。
つづく
 ナンパH
ドアを閉めたとたん、オレに激痛が走った。
痛い!!
オレはフェラーリの重く、ぶ厚いドアに指を挟まれてしまったのだ。
あまりの痛さに、オレは膝を落とした。
彼女が「どうしたんですか?大丈夫ですか?」と問いかけてきたが、あまりの痛さに声がでないのだ。
「う〜」と言うのがやっとだった・・・
しばらくして、声が出るようになる。
彼女の問いかけに答えなくては。
「うん、だ 大丈夫だよ。ちょっとドアに指を挟んだだけだから」
「大丈夫ですか?ちょっと見せてください」っと言う彼女。
挟まれた指を彼女の方に差し出す。
その指は爪こそ剥がれてないが、爪自体もつぶれていて、爪の付け根は出血していた。
「これ、大丈夫じゃないですよ。早く病院に行った方がいいですよ」
だが、オレはよくドアに指を挟まれたりする。いつもなら暫くすると痛みが消えるので「うん。でも、大丈夫だよ。それよりご飯食べよう」
「本当に無理しない方がいいですよ」っと心配そうにする彼女。
そして、彼女は自分のカバンからティシュを出し「これ使ってください」と渡してくれた。
「ありがとう。多分、直ぐに痛み消えるよ。大丈夫だから」
そして、今日の目的地でもあるイタリアンレストランに入る。
席に着くと彼女が店員さんに「あの、おしぼりと氷もらえますか?」と言う。
言われた通りに店員さんは、おしぼりと氷を直ぐに持ってきてくれた。
「氷とおしぼりで指冷やした方がいいですよ」っと心配そうに言ってくれる彼女。
本当に優しい彼女だ。指をおしぼりと氷で冷やす。
指を冷やしながらメニューに目をやる。
「お酒飲みなよ。とりあえずワインとか」
「えっ、でもカズヒコさんが飲めないのに悪いですよ」
いや、悪いどころか飲んでもらった方がいい。
「気にしないで飲んで」
「じゃ、一杯だけいただきます。」
一杯とは言わずに、本心は沢山飲んで欲しいのだが。
ナンパと言うのは「今日お持ち帰り」or「後日に持ち越し」があるが、オレはなるべくなら「今日お持ち帰り」をしたい。
だが、今日のオレは「後日に持ち越し」でもいいと思っている。
それは指を怪我しているからではない。
こんな優しい彼女なら、後日に会っても楽しいだろうっと思うからだ。
なので、ここは無理をしてお酒を勧めない。
一通りオーダーも入れて、二人で海を眺めながら会話をする。
夜の海もまたいいものだ。
つづく
 ナンパG
車が走りだし、たわいもない会話で盛り上がる。
彼女の方をちらちら見ながら。
本当に綺麗だ。今までナンパ歴20年になるが、歴代綺麗1、2を争うだろう。
そしてなにより、ミニスカートが似合う彼女。
オレって幸せだなぁ(*^-^)
第三京浜 横浜新道経由して国道134号線へ
海岸線を走る時、窓を少し開け、波の音を聞きながら行く。
「なんかいいですね、海って」と言ってくれた。
「うん、海っていいよね。オレ大好きなんだ」
「私も」と言ってくれる彼女。
今日の目的の店も、海を見ながら食事ができる場所。
多分、彼女も気に入ってくれるはず。
東京から約1時間半。オレにはあっという間に着いた気がした。
彼女との楽しい会話のせいだろう。
そして、いよいよ目的の店に着く。
駐車場に車を停め、オレが先に降りて彼女をエスコートする。
助手席側に行き、ドアを開けてあげる。
「あっ、すみません」と言う彼女の笑顔。
今日は完璧だ。ここまで完璧すぎるオレって怖いぜ。
彼女が車から降りる時に見える綺麗な脚。
すっかりオヤジが入っているオレは、その長い脚に見惚れてしまった。
そして、彼女が車から降りドアを閉める。
ドスっと、いつもより鈍い音とともにドアがしまる。
それと同時にオレに激痛が走った!!
つづく
 お知らせ
オレオレ掲示板を設置してみました。
画像も載せられるので、もしよかったら書き込みしてください。
愛車の画像、美味しい店の画像など、なんでもいいですからカキコしてください。
サイドバーに「なんでも掲示板」をクリックされますと書き込めますので。
宜しくお願いします。
 ナンパF
時計の針はすでに5時40分を回っていた・・・
はぁ〜っとため息を漏らす。
多分、もう来ないであろう。
オレの中で「5時過ぎ」と言ったら5時5分ぐらいから5時25分だと思っている。
大体、待ち合わせっと言うのは30分おきにするのが普通だ。
なので、5時半待ち合わせならまだ分かるが、5時過ぎの待ち合わせだとすると、もう来ないであろう。
オレはいったい何をやっているんだ?と、自分に問いかける。
アホヅラ下げて待っていた自分に悔いる。
やっぱり保険かけとけばよかったか。
っが、今更ナンパもしたくない。
ここは大人しく帰るか…
っと、車の方に歩きだそうとした瞬間「ごめんなさい。待たしちゃって」と、少 し息切れをしてやって来たa○のキャンギャル。
オレは少し驚いた!もう来るとは思っていなかったからだ。
「いや、そんなに待たなかったよ。大丈夫だよ」と、にこやかに切り返す。
本当はキミを4時間も待ったなんて言えない。
「よかった。着替えやらで手間取ってしまって。本当にごめんなさい。もう居な いかと思っちゃった」
その言葉は、まだ息切れをしていた。
多分彼女は小走りで、ここに来たのであろう。
オレは嬉しかった。来ないと思って、彼女が来た事に喜んでいたわけではない。
オレを少しでも待たせまいと思って走ってきた行為に対しての事だ。
見ず知らずのオレに、そこまで気を使ってくれるなんて。
心の中で「ありがとう」と言う。
そして「携帯番号聞いとけばよかったですね。そしたらこんなにも待たせずに済 んだのに」
ここまで気を使ってくれる彼女。
「いや、本当に気にしないで。オレ待つの好きだから」
彼女の息切れも、ようやく整ってきた。
「じゃ、御飯食べにいきますか。車すぐそこに置いてあるから」と言うと、彼女 は「あっ、車だったんですか?」とちょっと不安げに言ってきた。
「江ノ島の方に美味しいイタリアンがあるんだ。海岸線も今の時期気持ちいいよ 」と言うと「はい」先程の不安げな顔から笑顔に変わっていた。
車の方へ歩きだす。彼女も横に並んで歩く。
先程は気付かなかったが、彼女は結構背が高い。
スタイルもいいし、顔もいいし、長い時間待ったかいがあった。
ちなみに、誰に似ているか?こんな感じです。
フェラーリのところまで行き、キーを差し込んでドアを開ける。
「え〜これなんですか?凄〜い」と、反応がいい。
彼女を車に乗せて、自分も車に乗りこんだ。
オレは今、最高に幸せである。
フェラーリを買ったのも「綺麗な女性を助手席に」って思っていたからだ。
一つの夢が叶った瞬間でもあった。
つづく
 ナンパE
少し早いが渋谷に向かう。
先ほどまでとは違い、かなりの交通量に人の数。
流石は渋谷だ!!
困った事にマック近くに車を停めたいのだが、路駐が多い為に停められそうもない。
待ち合わせはマックなので、遠くに車は停めたくないのだ。
何故か?それは過去にナンパした女を車まで歩いて連れて行く時に「やっぱ、やめる〜」って言われたからだ。
女心と秋の空とはよく言ったもんだ。
確かに、初めて会った男の車に乗るのは怖い。
オレが女なら、絶対に乗りたくないものだ。
初めは「いいかなぁ」って思っていても、車までの距離の間に色々考えてしまうと思う。
なので、ここはマックの前辺りに停め、あまり考えさせる余裕を与えないことだ。
渋谷を何周かしたところで、車が停められるスペースを確保できた。マックまでの距離30mと、まずまずの所に車を停められた。
あとは、a○のキャンギャルが来るのを待つばかりだ。
車から降り、マックの前に立つ。
時間はまだ4時50分だ。
約束は5時過ぎってなっている。
だが、連絡のしようがない待ち合わせって不安である。
そして「5時すぎ」って言うのも引っ掛かる。
5時を1秒過ぎても5時過ぎ。そこから何分待てば来るのであろうか?
そんな不安との格闘の中、ひたすら待つしかないオレ。
周りには楽しげに話しながら歩くカップル。
そして友達と歩く人、一人で歩く人。
色々な人が行きかう。
時計を見ると5時15分になっていた。
もうそろそろ来るかもしれない。
不安と期待が入り混じりながら、なんとなくドキドキしていた。
この「ドキドキ」がなんとも言えなく心地いい。

只今の時間5時半。
ここまでくると、不安の方が強くなる。
はたして彼女は来るのか?
つづく
 ナンパD
3時間あまりの時間。
どう過ごすかな?路駐もいい加減やばいので、ひとまず車を動かすことにした。
原宿方向にとりあえず車を向ける。
こういった場合、ファミレスで時間を潰すのがいいだろうが、そこはフェラーリ!!
なかなかフェラーリが入れるファミレスがないのだ。
車高が低すぎて、駐車所に入るのに下を擦ってしまう。
なので、ここはコンビニで時間潰しの雑誌と缶コーヒーを買って、車の中で過ごすことにする。
しかし、リクライニングもできないフェラーリでは、くつろぐどころか同じ姿勢でいるのが辛く感じる。
タバコを吸う時だけ車外にでる。一応、オレのフェラーリは禁煙車としているからだ。
さきほどから、中々進まない時間・・・
これもオレに与えられた試練なんだろう。
これでa○のキャンギャルが来なかったら・・・悲惨だよなぁ。
などと考えながら、ふとルームミラーで髪形をチェック。そして髪からちょっと下の鼻を見ると!!
Σ(゜◇゜;) ゲッ、左の鼻の穴から1mmほど毛がはみ出てるではないか!!
いつから出てたんだろう?まさか彼女に声をかけている時からでは?
ま ま まずい・・・鼻毛が出ているのを許されるのは「バカボンパパ」ぐらいなものである。
もしかして、彼女に声をかけている時鼻毛が出ていたら、間違いなく彼女は待ち合わせには来ないであろう・・・
彼女に声かけた後に鼻毛が出た事を祈りつつ、一刻も早く鼻毛処分しなくては。
だがこの鼻毛、鼻から1mm顔を出しているだけなのだ・・・
1mmって、指で引っこ抜こうと思っても、中々抜けない長さなのだ。
何回もトライしたが、指でつかめないではないかε-(ーдー)ハァ
しょうがないので、鼻毛を鼻の穴につめる事にした。
っが、この鼻毛、鼻の下を少しでも伸ばすと、またまた顔を覗かせやがる。
最悪である・・・なんとかしなくては!
冷静になって鼻毛の事を考える。
(o・。・o)あっ!そっか。コンビニで鼻毛切り見た事あるぞ!!
さっそく、先ほど雑誌とコーヒーを買ったコンビニに行く。
鼻毛切りは、男性用ムースなどと同じ場所にあった。
昔「開いててよかった」ってコンビニのCMがあったが、この時ばかりは本当にそう思った。
さっそく買って車に戻り鼻毛チェックしていると、視線を感じた。
そうなのだ!フェラーリって車は目立ちすぎるのだ。
もしここで鼻毛切りで、鼻毛を切っていたら・・・
フェラーリの株が下がるってもんだ。
ここは人気のない所に移動して、こっそり鼻毛を切る事に。
鼻毛との格闘も終わり、そろそろ待ち合わせの場所に移動しなくてはいけない時間になっていた。
鼻毛のお陰で時間は潰せた。
あとは、この鼻毛がいつから出ていたのかが気になるが・・・

ちなみに、今でも鼻毛切りは愛用している。
 バレンタイン
今日は「バレンタインDAY」
このバレンタインDAYってイベント、男にとっては微妙なイベントである。
モテる男は「ふっ、今日は何個貰えるかな?」なんて余裕をこいていられる。
だが、モテない男にとっては辛い日なのである。
オレは小学校の頃、誰からも貰えないバレンタインDAYが6年間も続いてしまった。
勿論、義理チョコってやつは貰えた。
義理チョコをくれた相手は「ハイ、義理チョコ」って言って渡してくるではないか・・・
義理ってなんだ?そんなの貰っても・・・いや、貰えないよりは嬉しい。
貰えないよりは!だが「義理チョコ」って言われて渡されるのも微妙なのである。
なんだか「あなたはモテないから、私がしょうがなくあげるのよ」って言われてるみたいだ。
できれば、バレンタインは日曜にして欲しかった。
そしたら義理チョコも貰えないが、それでも「義理チョコ」って言われるのなら、貰わないのとそんなに変わりないと思う。

だが、こんなオレにも「バレンタイン」に驚異とも言える個数を貰った事がある。
それは高校3年のバレンタインの出来事だった。
オレのモテ期到来!!
小学校の時の氷河期(モテない期)とは違い、同じ学校の後輩3人からと、他校の女子(女子なんて、すげ〜懐かしい響き)から30個も貰えたのだ!!
これは嘘ではなく、本当に貰った個数なのだ。
登校前にチョコラッシュ、下校時にもチョコラッシュ!!
本当に幸せのバレンタインだった。
だが、この幸せの裏には大変な苦労もあるのだ。
ノホホンっと居て、こんなチョコを貰えるはずもないのだ。
この33個の裏には「まめに連絡」をしていたのだ。
会えない日は電話をしたり、手紙を書いたりしていたのだ。
ここが重要だ!!

皆さん、まめになりましょう!!
男は顔じゃないのです。マメな男がモテると言っても過言ではないのです。
今年貰えなかった人、来年は是非モテ期になりましょう。
マメにマメに。
 ナンパC
不安の残る約束をしたオレ・・・
それと、約束の待ち合わせ時間まで3時間以上あるではないか!!
ここは保険(来なかった事を考えて)も兼ねて、ナンパでもしようか?
だが、一応不安の残る約束とはいえ、綺麗なお姉ちゃんと待ち合わせをしたのだ。
この「綺麗なお姉ちゃんと待ち合わせ」が、自分のナンパモチベージョンを一気に下げてしまったのだ。
来なかったらどうしよう?っと、不安もあるが、ここは彼女を信じておこう。って言うか、信じたい。
この「信じる」って言うのが、非常に難しいのである。
オレは昔、まだ携帯電話がない頃、ナンパをした女に電話番号(家電)を聞く。
次の日にその電話番号に電話をすると「私リカちゃん。・・・・」と、リカちゃん人形に電話した苦い経験があるのだ。
女が教えてくれた電話番号は「リカちゃんハウス」の番号だったのだ( ̄△ ̄;)
確かに、そのナンパした女の名前も「リカ」だったのだが・・・(´△`) 
それ以来、女を信じる事をあまりしなくなった。
なので、今回も「信じる」って思いたいが、実際は50対50だと思っている。
なので、本当は保険(来なかった時の代替)をかける為に、他のお姉ちゃんをナンパした方がいいのかもしれない。
でも、モチベーションがどうにもならない。
さて待ち合わせまでの3時間、どう時間を潰そうか?
家に帰ってまた来るのもかったるい。
3時間って微妙な時間だ。
 ナンパB
a○のキャンギャルが動きだした。
トレーをゴミ箱に持って歩きだした。
オレもそれに合わせるかのように動きだす。
まるでやっている事は、探偵と変わらないではないか!!
でも一つ探偵と違うのが、相手にオレをアピールするのだ。
ゴミ箱の前で、何気に目を合わす事に成功する。
まずは第一関門である「オレを相手に気付かせる事」に成功した。
店を出るa○のキャンギャル。それを追うかのごとく、オレも店から出る。
店から出てから直ぐに、a○のキャンギャルを抜いて振り向いた。
そうなのだ!!ここがポイントで「キャンギャルを抜く」事が大切なのだ。
なんとしても歩くのを止めなくてはならない。
振り向き「こんにちは?今日は仕事?」っと声を掛ける。
初めは驚いた顔したが「はい、仕事です」っと想定内の返事を返してきた。
「お疲れ様。今日は何時まで仕事なの?」
「5時までです。まだ全然終わらないんですよ」っとちょっと寂しい表情をした。
「そうなんだ。5時で仕事終わったら一緒に食事いかない?」
「・・・いや、5時まで待たせるの悪いから結構です」とつれない返事。っが、これも想定内の返事。
大体、直ぐに「いいですよ」なんて返事をもらえる訳がない。
ここは粘りの一手しかない。
「オレもちょっと用があるから、それすませるし。それに一人で食べる夕食って味気ないから・・・一緒に食べてくれるとありがたいんだけど」
「でも・・・本当に5時すぎちゃいますよ」っと返事が返ってきた。
これはイケる!!そう確信した。
「いや、全然かまわないし。美味しいイタリアンの店知ってるから、一緒に行こうよ」っと言うと
「マジに?本当に待ってるんですか?」
「うん、待ってるって言うか、待たせて頂きます」などと調子の良い言葉を交わす。
「じゃ、5時過ぎにここで(マックの前)で待ち合わせでいいですか?」☆^v(*^∇')乂('∇^*)v^☆ヤッタネ!!
「いい、いい、ここでいいよ!」
「じゃ、ここに5時過ぎってことで」
「うん、ここに5時過ぎね。待ってるからね。それと・・・」
「ごめんなさい。もう行かないと怒られちゃうから。じゃ、またあとで」っと言い残し、彼女は早歩きで去っていってしまった。
オレの「それと・・・」の言葉の後には「携帯番号教えておいて」って言うはずが・・・
もし、気が変わって待ち合わせにこなかったら・・・
不安が残る約束となってしまった。
つづく
 ナンパA
マックで休憩していると、超綺麗なお姉さんが一人で携帯をいじってるのが目に入る。
洋服?って言うか、明らかにa○のキャンギャルって感じの服。
今日は仕事をやっているのか。
皆が休みの日にご苦労様です。
しかし、本当に綺麗だよなぁ〜。あんな娘をフェラーリに乗せてみたいよなぁ。
ヨダレがたれちゃうぜ(@ ̄¬ ̄@)
マック内でナンパしようかと思ったが、ここは外に出る瞬間を狙うか!?
以前、マック内でナンパして撃沈した時、いたたまれなくて直ぐに退散した事がある。
周りの目が矢のように突き刺さったからである。
同じ失敗はしたくないのと、意外と店を出る瞬間を狙ったナンパはオレ的にはイケると信じている。
何故か?それはマックや店って、目的があって入るのだ。
例えば、このa○のキャンギャルの場合「休憩」って意味を持っている。そこで声を掛けると「うざい」と思われる場合がある。
なので、ここは店を出た瞬間が勝負になる。
ただこの娘の場合、次に目的を持っているのが厄介だ。
普通の買い物したりしてるお姉さんだと、次はどこに行こうかな?って感じになる。
その「どこに?」の隙間にはいるのがナンパだと思う。
っが、この後仕事だとギリギリまで休憩している事が多い。
って事は、スタスタ歩く可能性大なのだ・・・
でも、ここで声を掛けないと一生後悔するに違いない。
あとで「あの時声掛けとけば・・・」って思うのは嫌だ。
つづく
 ナンパ
それは、フェラーリを買って初めてのGWの時だった。
その日は本当にいい天気だったので、オレ的ナンパ日和と思い決戦に出かけた。
いつものように渋谷に車を向ける。
もうお馴染みのナンパスポットだ。
GWに独りで歩いている女は、基本的にねらい目だと思っている。
今日こそはスニーカーなんぞ履いて行かないぞ。
運転にも慣れてきたので、革靴で十分イケる。
今日も仕事でもないのにスーツで出動だ。
待ってろよ、綺麗なお姉ちゃん。

いつもの丸井前にフェラーリ陣取り、いよいよナンパ決行だ。
まずは、後ろ姿がひじょ〜にsexyなお姉ちゃんに声をかける。
「こんにちは。これからどこか行かない?」っと言うと、後sexyなお姉ちゃんが振り向く・・・後ろ美人だったのね( ̄◇ ̄;)
「結構です」と言い、スタスタ歩いて行くではないか!
ケッ、ふざけんなブ○。お前なんかこっちから願い下げじゃ〜。
などと思いつつ、気を取り直して次から次へと声をかけていく。
っが・・・中々ひっかからない。
どうしてだ?GWに一人で歩いているお姉ちゃんは「私は彼氏いません」って、プラカード付けて歩いているはずなのに・・・
ここは、ちょっと休憩しよう。そう思い、マックに入る事にする。
このマック休憩が吉とでたのだ!!
つづく
 息子を迎えに行く
オレには息子が居る。
訳あって息子とは一緒には住んでいないのだが、月に二回ほど会っている。
オレは息子と会いに行く時、フェラーリでいったらさぞ喜ぶだろうと思っていた。
喜ぶ顔を思い描きながら、フェラーリで息子を迎えに行った。
いつも某駅のロータリーで待ち合わせている。
今日は少し早めに着いてしまった。
まだ待ち合わせの時間まで20分ぐらいある。
早く息子来ないかなぁ。
フェラーリ見て、ビックリするんだろうなぁ。
うっしし、このまま二人でドライブしてもいいよな。
などと考えながら待っていると、ちょー綺麗なお姉ちゃんがこちらを見ているではないか!!
やべー、ナンパしたい。でも、ナンパの最中に息子がきたら・・・やっぱりまずいよなぁ〜。ここはじっと我慢我慢。
我慢してよかった。何故か今日に限って息子は待ち合わせの10分前に来たではないか!
元奥に連れられて来た息子。
息子が「あれ、パパ今日は電車で来たの?」っと言われる。
いつもはノアで迎えに行ってたので、そのノアがないからしょうがない。
でも、オレ的には○である。驚く顔が見たいのだ。
「今日はあの車で来たんだぞ。カッコイイだろう?」っと、その言葉に直ぐに反応したのは息子ではなく元奥だった・・・
凄い嫌な顔でオレを見ているではないか!!
まるで、犯罪者を見るような目で。
そんな金あるんだったら養育費をアップしろって、目で訴えているように感じた。
息子はといえば「ふ〜ん。そうなんだ」っと、まるで興味がないではないか!!
オレは息子の喜ぶ顔を見たかったのだが、さらに追い討ちをかけるように「いつもの車の方がいいよ。これテレビ見れんの?」ガーンΣ(゜□゜;)ガーン(。□。;)ガーン(;゜□゜)ガーン!!
テレビ・・・そんなもん付いておりませんがなぁ。
二人でドライブ・・・はかなく消えた(T_T)
 フェラーリブランチ
「フェラーリブランチ」と言ったら、Ferrari Museumで年一回フェラーリオーナー達が集うイベントで有名だ。
だが、オレは一度もフェラーリブランチに参加した事がない・・・
噂では「今年の開催はない」などと聞きますが、本当のところはどうなんでしょうか?

っで、何故前フリが「フェラーリブランチ」なのか?
オレは「独りフェラーリブランチ」を、フェラーリ買って直ぐにやった事があるんですよ。
納車されてから次の週に初洗車した時、このままフェラーリを見ていたい衝動にかられて。
洗車した後、綺麗になったフェラーリを見て、このまま昼飯もフェラーリ見ながら食べたいと思い
「お袋、おにぎり作ってくれない?」
「何?あんたおにぎり持ってどこかへ行くのかい?」
「いや、フェラーリ見ながら食べるんだよ」
「はぁ?あんた寒いのに外でご飯食べるのかい?」(ちなみに1月のとても寒い日でした)
「うん。こういうのをフェラーリブランチって言うんだよ」
「あんたみっともないから、シャッターは閉めて食べなさいよ」っと言って、おにぎりを作ってくれる事になった。
「あっ、おにぎりの中味はタラコでお願いね♪。オレはフェラーリ眺めてるから、おにぎりできたら呼んで。取りにくるからさー」
純日本食のランチでも、果たしてフェラーリブランチと呼ぶのだろうか?
まぁ、いいか!イタ車乗りは細かい事気にしちゃいけなぜ。
などと、勝手な解釈をしながらおにぎりを待つ。
「kazuhiko、おにぎりできたから取りに来なさい」
オー、思ったより早いなぁ。
おにぎりを取りに行って、早速フェラーリの前に座っておにぎりを頬張ります。
うん?おい、これのどこがタラコのおにぎりなんだよ〜。
な な なんと、おにぎりの中味は梅干であった・・・(>。<)ヽ
オレは梅干のおにぎりが嫌いであるのだ。
とんでもない!!と思い、お袋に「なんで梅干なんだよ。タラコがいいって言ったじゃん」
「あんたね、タラコがなかったんだからしょうがないでしょ。そんな事言うなら食べなくてよろしい!」
そ そ そんな怒らなくても・・・
「いや、タラコだと思って梅干だったから、オレのとオヤジのと間違えたかと・・・」などと、言い訳をする。
「あんたが外で食べるって言うから、あんただけおにぎり。お父さんは鰻よ」
ガーン・・・なんなんだ。オレは嫌いな梅干のおにぎりで、オヤジが鰻だなんて・・・
肩を落としてフェラーリに戻り、寒さに振るえながら嫌いな梅干のおにぎりを頬張るオレ。
これが、フェラーリブランチでした(^。^;;
本家とは大違いだが、嫌いな梅干のおにぎりもいつもの1.5倍ぐらい美味しくいただけました。
 スーパーカーとスーパースポーツカーとスポーツカー
スーパーカーとスーパースポーツカーとスポーツカー。
全部同じように感じるかもしれないが、これがまったく違うと実感した。

スポーツカー
スポーツカーは基本性能が高い。動力性能が普通の車の比でないのだ。
基本性能が高いということは、普通の車よりも曲がりやすいし、いざという時のブレーキもより効く。また、ボディ剛性も強い。
高速道路での追い越しも楽で安全。速い。
これに当てはまるSCFのmemberの車は BMW アウディTT ベンツではなかろうか?
「速い」 「曲がる」 「止まる」 これがスポーツカーのオレ的定義。

ではスーパースポーツカーとは?
スポーツカーの定義+スーパースポーツカーはスタイルが命。
これに当てはまるSCFのメンバーの車はガヤルド チャレスト ポルシェGT3ではなかろうか?
カッコよくて速いくて値段が高い。
なんだか、吉野家の宣伝文句みたいだが、これがオレ的スーパースポーツカーの定義。

では、スーパーカーは?(オレのF355spider)
スポーツカーの定義の逆。
普通の車より曲がりにくいし、ブレーキも効きにくく、オレのフェラーリはspiderなのでボディ剛性も弱い。
高速道路での追い越しも、冷汗をかきながら臨死体験ができる。
でも、スタイルは抜群である。
見た目は速いそうなのだが、実は曲がる 止まる 速く走るがとても苦手なのがスーパーカーのオレ的定義。

皆さんもスーパーカーを見たら、けして煽ったりしないでくださいね。
温かく見守ってください(~o~)
 革靴A
家を出てから二時間。
はたしてあるのか?親が気が付いて靴を家にかたずけてくれたらいいが。
フェラーリの運転にもだいぶ慣れてきたので、帰りは少しハイスピードで戻る。
ちなみにオレの靴のサイズは24cm。
24cmだと革靴はなかなか見付からないのである。
スニーカーなら見付かるが、革靴となると・・・
最低でも25cm〜だ。
25cmだと靴づれが起きてしまう。
大きくても24.5cmが限界だ。
ようやく見つけた24cmの革靴。
それがなくなっては困る。
スーツにスニーカーは、やはりカッコ悪いのである。

家に着く、急いで路上に目をやると・・・
そこには約二時間放置してあった靴が、綺麗に揃ってあった。
それはまるで、飛び降り自殺する人が最後に靴を整頓して、遺書を靴の上に置いてある状態と同じ感じに。
ホッとした。

そういえば、昔よく土足禁止の車があったが、路上に靴がポツンとあったのを見かけていた。
まさかそれをオレがやるとは・・・
なんとも情けない。
二度とスーツにスニーカーはやらない。

はぁ〜、革靴で運転していたのなら、今頃お姉ちゃんと楽しく会話していたに違いない。(確証はないが・・・)
 革靴
「こんにちは」っと声をかける
っが、何故かお姉ちゃんは微笑んでいる。
って言うか、笑っているじゃね〜か!!
「何笑ってるの?」っと尋ねると
「なんでスーツにスニーカー履いてるの?今流行ってるの?って言うか、黒のスーツに白のスニーカーって・・・」と言いながら笑っているじゃないか。
オレは決めたつもりが・・・すげ〜カッコわり〜じゃんか!!
赤面しながら「いや、靴は車に入ってて・・・ちょっとまってて、今ちゃんと履き替えてくるから」と言い、急いでフェラーリに戻る。
オレってすげ〜カッコ悪いぞ。
早く履き替えて、履き替えて・・・
ガーン、フェラーリのどこを探しても革靴がないじゃないか!?
あっ、そうだ!フェラーリに乗る時に革靴からスニーカーに履き替えたんだけど、そのまま革靴を車に入れた覚えがない。
そ そ そんなぁ〜、靴を忘れたなんて・・・
もう、外には出れない。
凄い後ろ髪を引かれながら、お姉ちゃんを諦める事に・・・
エンジンに火を入れ、お姉ちゃんの方を見ながらフェラーリを動かす。
なんて間抜けなんだ、オレ。
せっかくスーツに着替えたのに、逆に仇になるなんて。
はぁ〜、オレのフェラーリ初ドライブは苦い思い出となった。
ん?ところで、革靴は確か道路に置きっぱなしだぞ!
やべ〜まだ買ったばかりの靴だよ。
オレはマヌケな小足なので、なかなか皮靴のサイズがないのだ。
ようやく見つけたサイズなのに・・・
頼むから靴がありますように。
もうお姉ちゃんの事よりも、靴の事しか頭にない。
はたして靴はあるのか?!
つづく
 渋谷に初ドライブ
午前11時、スーツに着替えてフェラーリに乗り込む。
自分でもかなり決まったと思う。
屋根は開かないが、冬なので丁度いいかもね。
さて、エンジンに火を入れ、いざ渋谷に向かうことに。
っが、オレのフェラーリは6MTなので皮靴だと運転しにくい事に気が付く。
初ドライブでもあるし、ここはスニーカーに履き替え皮靴は向こうで履き替えればいいなぁ。
スニーカーに履き替え、さっそく渋谷にフェラーリを向ける。
う〜ん、思った程運転しにくくないなぁ。
ミッションもスコンスコン入るし(~0~)
途中、店のウインドーにオレフェラーリが映るのにウットリ♪・:*:・ ( ̄* )
かっけ〜なぁ〜、フェラーリって横から見てもス・テ・キ
なんか周りの人も見てくれるし。
本当に買ってよかったよ。
などと考えながら、幸福感いっぱいに包まれながら渋谷に到着。
へへへ、渋谷に到着したオレ、路駐の場所取り合戦に参加する。
っが、さすがに土曜日の昼・・・なかなか停められない。
それは「椅子取りゲーム」にも似ている。
何周かして、ようやくフェラーリを停めるスペースが見付かる。
そこは渋谷の丸井前と昼の人通りを考えると、まずまずのポジションにつける事ができた。
うっしし、丸井の前にはお姉系が沢山いるぞ。
っで、こっちを見てるお姉ちゃんまでいるし(~o~)
完璧だー、これでナンパに成功すれば言う事なし。
さっそく、車から出てこっちに熱い眼差しを送ってくるお姉ちゃんに声でもかけるか!
さっそうとフェラーリから降り、お姉ちゃんの方に歩き出したオレ。
向こうも「来た、来た」って感じでオレを見る。
っが、何故かオレを見て笑っているぞ。
いや、これはオレに微笑んでいるに違いない。
そう思い、お姉ちゃんの前まで行く。
「こんにちは」っと声をかける
 オレオレオフ会C
昼食後、いよいよ今日のメインでもある苺狩りです。

苺狩りの場所に到着です。
手前のF430は山ちゃんの。
男のMTです。
また是非参加してください。

では皆さん苺沢山食べてください。
苺狩りに萌え〜(燃え)のたつさん。
甘いもの好きだそうです。

マイ練乳を持って来た丑牛さん。
用意がひじょ〜にいいっす。
ランカさんは下の苺を根こそぎ食べる作戦です。

カメラを向けると、ちゃんとポーズを決めてくれたKさん。
オプション沢山つけたF430にお乗りです。

まだ家の建築中で、愛馬となるモデナの納車を首を長くして待つウィンチェスターさん
ウィンチェスターさんのブログでも紹介されていますので、是非見てください。

こんな感じでほのぼの行なわれた「オレオレオフ会」
今回参加できなかった方も、次回お気軽に参加ください。
今回参加くださった Goさん 山ちゃん 山ちゃんのお友達(すみませんHN聞き忘れました) Kさん たつさん ランカさん タロサさん ヒロシです zazaさん ウィンチェスターさん そしてコースを考えてくれたkawasemiさん 丑牛さん 本当に有難うございました。

 オレオレオフ会B
予定が変更になり、苺狩りの前に静岡のホテルで昼食です。
こちらのポルシェ!かなり気合が入ってます。
GT2Lookだそうです。

F430はKさん。
隣の紫のディアブロは丑牛さん。
今回kawasemiさんと共にコースを考えて頂いた丑牛さん。
いつもお世話になっております。

こちらのチャレストはkawasemiさん。
別名「湘南のAKI」さんです。
ホテルのランチ予約から、苺狩りの予約までして頂きました。
本当はオレがやらなくてはいけなかったのに・・・
本当に有難うございました。

こちらのガヤルドは毎度お馴染みのたつさん。
今回もハイペースでの走りで、オレ全然付いていけませんでした。
そしてオレのF355です。
勿論食事の時も屋根は閉めずに行きます。

こちらのガヤルドはタロサさんです。
奥様のお腹が大きいのに、無理やり奥様を乗せてきました。
可哀想な奥様だ(ボソ)

GT-3のランカさん。
この日一番遠くからの参加です。
ここまで千葉→東京→神奈川→静岡と三つの県と一都を渡ってきました。
隣はヒロシです。
これまたお腹の大きい奥様。
こちらはいつ生まれてもおかしくない状態です。
フェラーリの爆音で、赤ちゃん生まれちゃうと思ったぜ。
 オレオレオフ会A
ウルトラ級のスーパーカーも来てました。
F50です。
カッコイイ〜、ホントにカッコよすぎて
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/ハァハァしちゃいます。
やっぱ生はいいですね。ゴムして・・・いや、フィルターごしに見るのとは大違い。

F50の隣に目を移すと!!カレラGTが鎮座してました。
これは生初体験です。
F50とカレラGT、ともに家にタイヤを付けて走ってるお値段!!
こんな凄い車を見ながらkawasemiさん 丑牛さん ヒロシさん達をまちます。

たつさんが一番ハァハァ言ってた車です。
ドアが上に開くのが大好きなたつさん。
鼻息が荒すぎました〜。
それはまるで「闘牛に赤い布を見せた状態」でした。
さすがは牛好き!!

kawasemiさん 丑牛さん Kさん やまちゃん やまちゃんのお友達などが続々集まってきます。
さて、そろそろミーティングをしようとすると・・・一人いない事に気付きました。
あやつは初参加の時も遅刻したぞ!!
オーイ、ヒロシ置いて行くぞ〜っと思ったら、2分遅れで到着です。
おっと、お見送りに来てくれたやすさんもミーティングに参加してくれました。
やすさんのところでも紹介されてますので、そちらもご覧ください。
無事、全員揃ったところで今日のコースを説明します。
海老名SA→足柄SA→清水IC→苺狩り→静岡駅近くのホテルで食事→静岡IC→足柄SA解散


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